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TOP金色の輝きと空

航海日誌や飛行記録のことを「ログブック」というのだそうな。もっとも今は走行距離などの測定器をさすようですが。 でもって、現代でもっと一般的なのが、コンピュータ用語での「ログデータ」をさすことのほうが多い模様。 履歴や情報の記録を残したり、その情報そのものが「ログ」。
そんなわけで、ある程度物語が進んできたので、自分のための覚書に、作成記録を残しとこーというわけで。



ものすごく久々に手をつける
20131019

1年以上ぶりに書き始めた。いやもともと出来ていたものをwebにアップしただけなんだけれども。
言葉の表現の言い回しなどを少し工夫して今の自分で「読みやすい」ように書き換えてみた。
・・・「書きやすい」ではなくて、「読みやすい」。これが難しい。
完全な客観性は、自分の言葉で紡ぎ出した物語である以上、無理。
それでも、たまたま、書くつもりになれなくてこれだけの時間が空いた。
今なら、「読む」観点で修正できるかなぁ、と。

試みが成功したかどうかはわからない。それでもいいや。って思った。



やっと形になってきたものを紡ぎ続ける難しさ
20110512

完全に趣味の世界だから、その時々に気になっていたことが随所に反映されているのは仕方がないにしても。
その時に調べて満足して書き込んで、その文言や情報が正しかったのかどうか、読み返して慌てる。・・・の繰り返し。
特に自然現象というのか事象というのか、表現としてあってるのかどうか、確認するには自分に刻み込まれた感覚を信じるしかないというのかなんというのか。

時代の設定を古代風味にもっていったところで気付けばいいのだけれど、つまり、「時計」がこの世界にはない。
ということは、古風な方法で自然と時計にするわけで。それは太陽だったり月だったりする。 すっかり都会で暮らしていると、その自然の感覚を思い起こすのが難しくなる。
子どもの頃、朝方見上げた月は、どっちの方向にあったっけ? ネットで調べるにしても、どうやって?

結局あてにしたのは、ネットではなく、高校時代の国語便覧だったとさ。
さすが、文学にはこうした情報があるとわかりやすくなるから掲載されているわけですな。十六夜日記ばんざい。 平家も万葉も、思えば月に関する表現って変わらないもの。三日月も望月も居待月も、今尚あるもの。
ほふう・・・。もーこれで間違っていたら知らないよー。

金色の輝きと空、其の五をやっと完成。ずいぶん以前に印刷していた感熱紙でしか残っていなかったもので、その感熱紙も薄くなったり黄ばんでいたり。
当時、感熱紙にもグレードがあって、安いものはそれなりに、高いものは長く保管できる、ってことになっていた。
安すぎず高すぎず、スタンダードなものを買っていたけれど、ところどころ、消えかけているので焦る。 というよりも、間の数枚がものすごく薄くなっていて読み取りに苦労する。あぶない・・・。
ので、今回はしっかり保存、保存。ほふう。これでよし。

其の一から其の四よりもページ数が多くて、なんだか重たいから、前後編に分けてみる。
とりあえず、とりあえず、形になってきた物語。いろいろ序盤が終わって、いろいろ動きだしてきた。
何が書きたいって、見楢(みははそ)くんと采斗(さいと)くんを書くためにこの物語は生れたわけで。 彼らには次回の其の六からはもうちょっと活躍の場を作って自分が喜ぶぞー。
そして那智(なち)スケのラヴな感じも、どこかで織り交ぜていけたらなぁ。 明らかに身分違いってわけでもないのがどうかな。明日香ちゃんも御年頃なのに、それどころじゃないし。
各人の想いが交錯する。・・・って書いたらカッコよく感じるだけで、単純に物語そのものよりもキャラを書きたいというんが原点にあるだけで。

やっとちょうし出てきて、少しずつ物語が動いていくのに、問題は体力と時間と、あと、この先あんまりこまごま作ってないというのがいちばんの問題なような。
其の六まではいいんだけど。ストックがなくなってきたから、平行線で作るのは面倒だな。どうやって作り続けていくか。

キャラが動きだしたから、あとは思いつくままに。
さぁて、思いついた時に困らないように、資料だけは集めておこう。



そもそものはじまりは霞の向こうに
20110303

元ネタは高校時代にさかのぼる。ふと思いついた一文を元に、世界観を広げていく。書きたいシーンを思いつく。それから折に触れて書き加えているものの、いまだに完成しない・・・。 パソコンが壊れたときに何のバックアップもしていなかったせいで、復元に時間がかかり。・・・といものずいぶんな言い訳で。書こう、と思い定めてからぐじぐじして続かないという。
高校〜大学にかけて書いた部分はプリントしてあった。世の中電子的なデータはなんて弱いんだ。そう、当時はパソコンをまだ持っていないから、古いワープロで打ち込んではプリントしていた。 HPをつくろーと思いついたときに、このプリントした文書を手直ししながら打ち込んでいた。ので、もともとの文章は・・・下手すぎて読めない。

やっとHPをまた作り直そうと思い立つも、実際に中身を作り始めるのにまたうだうだと時間をすごし。 それでも年を明けて、これは勢いをつけないとだめだ、とはたと思う。
作りたいのはHPそのものというよりはこの「金色」で。でも小説の投稿サイトはものすごく抵抗がある。 ・・・不特定多数の見も知らぬ人たちの目に触れるといのを想像するのが居心地悪い。や、そんなに読まれるとも思ってないけど。考えると職業作家さんはなんかスゲー。

で、HPの骨格をちょー簡単にしてめんどうなものを減らす。いちおう、スタイルシートを覚えたのでちょっと色合いは気にしてみるけどー。 ほかにもコンテンツでやってみようとか考えている内容はあるけれど。とにかくこの「金色」をアップする。それだけでいいや。
A型といのはときどきめんどうで、かっちり定めてからではないと腰が重いもの。 だから、コンテンツを考えて、それなのに、考えたものを作りこんでいないうちにアップしていく方法をとったのはかなり思い切ったこと。 ううー、なんかやっぱり深く考えると中途半端すぎて、本当はもっといろいろ充実させてからアップすればよかったとか思うし。
それでも、何をやりたいか。やろうとしたことは。いちばん優先は何。と言い聞かせながら。及ばない能力と時間をにらみながら。 そう、それだけでいい。それだけでいい。「金色」を書くために、何をすればいいのか。何をするべきか。・・・人間は学習するするのだできるはずだ、うらー。

先にプロトタイプなかんじで「ルネ風」を作成。このページを元にタグはコピーを繰り返していく。・・・うん、なんとか書ける、行ける。よっしゃ書いてやらー。
パソコンが壊れる前からwebにアップしてあった部分がある。フォルダやデータはない。バックアップしていればもっと簡単だっただろうなぁ。というかバックアップなんていう知恵も初心者だからなかったわけで。
とにかく残っていたwebのページからタグをコピー。でもって手直し。主にルビの使い方を考え直し。 ついでに、辞書登録。普通読めないだろ的単語、完全に創作した言葉、キャラの名前、ついでによく使う長々しい言葉を短縮で登録。 壊れてしまったパソコンでは500語以上は登録していた。どんな単語を登録していたかうろ覚えだから、今後物語の展開であったら便利そうなものからちまちまちまちまと入力登録。

読み返しながら伏線がはってあるっぽいところだとか、こんなこと書いたか、ちょっとつづ物語の感覚、世界観を取り戻していく。 あーなんかずいぶんめんどうな作りこみしてないか、これ。もっと簡単にならないか、これ。・・・たぶん無理だ。なんというかウデがなさすぎて駄目だ。
初動を失敗している。・・・書きたいシーンありきなんだなぁ。物語のつながりではなく。キャラがどう動くか、そのときになんてセリフを言うか。 プロットもすげぇ簡単にしか残っていないし、こういう流れにもっていこう、というおおまかなものしかない。 だから、キャラは動きやすいけれど、動かし切れていなくて、動きが鈍い。鈍いわ。ちょっと煩雑すぎるだろおい。

webに残っていたのは、「金色1」から「金色4」までと、「大幟旗1」。と、「金色5」の序盤、これはリンクさせてなかったな。 とりあえず、この前身サイト「悪戯空間」にアップしていた部分までを読み返して、辞書登録しつつ「space」にアップさせる。 それから、今、元原稿としてプリントして残っている部分を打ち込みなおすことにする。
そんな方針を固めてから、それでも肩こりのせいと余った時間の有効活用がへたっぴいなせいで、ずいぶん時間がかかったけれど。

やっとwebにアップしていた分の手直しを終えて、現サイト「YUSUI-Space」にアップし直した。
プロット考えなおしたりしようかとかいろいろまたぐだぐだ考え込んだりしたけれど、とりあえず、手もとの原稿の入力にこのあとは専念しよう。 でもって、USBメモリに保存。とにかく保存は重要。うん。今度はしっかりと作る。で書く。
・・・新しいものも書きたいけれど、分相応、目の前のことに集中。うし。

少なくとも、何を書きたかったのか、思い出した。何を書くのか、決めてないけどー。
自戒をこめて。今、書けることを書く。