檸檬の雫 −れもんのしずく−
TOPルネサンスの風




Rainy days
雨が降る日、その雨雲 そっと過ぎていく 雲間の陽射し、そして木漏れ日 虹がかかる、足元の水たまり 空気が・・・澄んでいる 溜め息がこの瞬間だけ、 深呼吸に 変わった。 Therefore, I love rainy days ・・・
Nostalgia 2
何かを忘れるために 新しい何かを大切にするわけじゃないけれど ・・そんな未来は、嫌いだけど・・・ “ソレダケジャ、 何時いつカ進メナクナルヨ?” わかってるけど・・・ わかってるけど・・・ 後ろに何もない怖さを知っているから 誰かそこに居て欲しいと ずっと前を向けるようにと “言イ訳ガ ウマクナルダケ?” それでも帰る場所があると 居場所が欲しいと そこから始まる場所が欲しいと 何処かに帰る場所を・・・
LONG WAY
何処にいくつもりだったんだろう その道は長くて、遠くて 何がよくて、いけなくて 知らないまま歩いていた 偽っていた 似合わなかった それだけで決めてきた? “違う”と思っては見るけど その言葉は響かなかった 全部壊すことも、否定することも もう 心には響かない こんな気持ちのままじゃ 何処にもいけないと 思いながら歩いてきた ・・・道は、後ろにできていた 少しくらい揺れても、 そこに道があった あてもなく道が続いていく 地図がないまま振り返って 似合わなくても 偽りだけはないように 少しだけ信じてみるのも、いい・・・
World
ほんのちょっぴりの倖せ。 こんなに悲しいのに哀しいのに 寂しいのに、淋しいのに? 今、 ずっと、生まれたときから そしてきっとこれからもずっと、ずっと。 あなたと同じ世界に、地球ほしに、 生きてる。・・・生きてる。 その倖せは、 あなたが教えた切なさよりも ほんのちょっぴり大きい。 ・・・切なさがあるから、余計に? 宇宙的幸福を、感じていますか・・・・・・?
The EARTH
私たちは地球ここで出会いました みんな地球ここで生きてきました 偶然なんて思わない 地球地球ここに思い出が染みたぶん 運命なんて思わない 決まった生き方とは思えない 地球ここで出会って生きてきたこと みんな同じ地球ここに在ること そしてこれからもずっと、ずっと 地球ここで生きている、還っていく そんな仕合せを、 同じ仕合せを地球ここから始めていく それは今が一歩目だと やっと今が一歩目だと・・・ 出逢いは 一歩目だと。 宇宙的幸福を、感じていますか・・・・・・?
時間ときだけが凍る
あとになって知るんだろう 時間ときが刻まれるたびに やっと 二度と戻れない時間とき時間ときの早さも そして あの時間ときを過ごしたことだけは だから永遠だと どんないい時間ときを過ごしたのか みんなでいい時間ときを なんていい時間ときを過ごしたのか・・・・・・
闇恋しき、 月影までも
猫が… 夜  鳴く。  泣く。 黒猫が、  …毎夜。 どこから黒くて。 どこも。  夜。 うるさいね。   ほんとうはね…? だから。 切なげ。    どこかに・・・